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地域の皆さまに愛されて21年。宝塚市山本にある婦人科・産科クリニック。

電話でのご予約・お問い合わせはTEL.0797-82-1211

〒665-0881 宝塚市山本東2-8-25

診療案内medical info

診療科目


婦人科  産科(母体保護法指定医)  女性内科

診療内容

不妊症  一般不妊治療・体外受精(IVF)・顕微授精(ICSI)・胚移植(ET)
内分泌ホルモン障害  排卵障害・生理不順・不正出血 
子宮内膜症   
更年期障害  ホルモン補充療法・漢方療法 
各種検診  子宮癌検診・子宮筋腫・卵巣癌・性感染症など 
妊婦健診   

  


【不妊症】
 一般不妊治療
 
不妊原因には、女性側の原因(排卵障害、卵管通過障害、子宮因子、頸管因子、子宮内膜症など)と男性側の原因が
 ほぼ半々です。それぞれをまず検査し、原因に応じて治療します。検査、治療に対してはほとんどが保険適用とな
 っています。

 体外受精(IVF)
 排卵誘発剤などを使って、卵子の成熟を観察、その後超音波エコー下に採卵し、体外(クリーンルーム内の培養器)
 で受精、培養します。卵管機能異常、精子の異常、長期の原因不明不妊の方が適応となります。
 費用は、保険適用となります(年齢・回数によって制限があります)
 保険適用外では約27万円〜32万円です。

 顕微授精(ICSI)
 体外受精と同様の方法で採卵し、顕微鏡下で精子を卵細胞内に直接注入します。精子数が極めて少ない方や精子機
 能に異常のある方、また体外受精反復不成功例の方が適応となります。
 費用は、保険適用となります(年齢・回数によって制限があります)
 保険適用外では約32万円〜37万円です。

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【内分泌ホルモン障害】
 排卵という現象は、卵巣が個別におこしているのではなく、少し難しいですが脳の中の視床下部-下垂体という部分
 でコントロールされています。ですから無月経や無排卵の原因についてよく調べ、それぞれにあった治療が必要で
 す。若い人に対しては、婦人科特有の内診台に上がってもらうことなく検査、治療が可能です。

 視床下部性排卵障害(視床下部の機能低下が原因での排卵障害)
 一般に排卵障害の程度としては軽く、クロミフェンという飲み薬(軽い排卵誘発剤)や漢方薬による治療をまず選
 択します。

 下垂体性排卵障害
 上記の視床下部性に比べて排卵障害の程度は重く、クロミフェンが効かない方にはゴナドトロピン製剤(排卵誘発
 剤、注射薬)による治療を選択します。ゴナドトロピン製剤の副作用として多胎、卵巣過剰刺激症候群(OHSS)があ
 ります。

 卵巣性排卵障害
 卵巣自体が原因での排卵障害で、最も排卵が起こしにくいタイプです。
 特別な排卵誘発法などを行います。

 多嚢胞卵巣(Poly Cystic Ovary:PCO)
 原因はわかっていませんが、2種類の下垂体ホルモンのアンバランスからくる排卵障害で、排卵できない卵胞が多
 数認められ、それを多嚢胞卵巣と言います。クロミフェン、ゴナドトロピン製剤などを選択します。

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【子宮内膜症】
 最近いろいろなところで話題となり、増加している疾患です。月経痛(生理痛)などの痛みや不妊の原因となります
 ので、その患者さんにあった(痛みが主なのか、不妊が主なのか)治療を選択したほうがよいと考えます。
 月経痛などの痛みに対しては、まず鎮痛剤で経過をみます。鎮痛剤が効かない場合には子宮内膜症治療薬を使いま
 す。その治療薬はホルモンレベルを更年期状態にしますので、副作用としては更年期様症状があり、また骨密度が
 低下しますから長期間の使用は不適切です。
 不妊に対しては他の不妊原因に異常がなければ腹腔鏡下手術、ART(IVFなどの生殖補助医療技術)などを行います。

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【更年期障害】
 閉経前後数年間の間にいろいろな症状(顔のほてり、冷や汗、頭痛、不眠、イライラ、関節痛など)を訴えてこられ
 ます。治療としてはホルモン補充療法、漢方薬、精神安定剤などがあります。各治療の効果、副作用を充分に説明
 し、患者さまにあった治療薬を選択します。ホルモン補充療法について、最近アメリカの方から長期投与によって
 乳癌、心血管病変、脳卒中のリスクが上昇するという報告がありましたが、短期間で慎重に検診を行えばそんなに
 恐い治療ではありません。骨粗しょう症を予防するためにも、ホルモン補充療法は効果的です。

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【各種検診】
 各種検診(子宮癌、子宮筋腫、卵巣癌、性感染症など)は、短時間で痛みもなく検査できます。
 子宮癌には、子宮頸癌(子宮の入り口にできる癌)と子宮体癌(赤ちゃんが宿る子宮の奥にできる癌)があります。
 一般に子宮癌検診として行われるのは、子宮頸癌についてです。しかし最近子宮体癌は増加傾向にあり、不正性器
 出血のある方や閉経後には子宮体癌検診も必要です。子宮筋腫、卵巣腫瘍、卵巣癌は、超音波検査によりほぼ診断
 が可能で、必要であればMRIなどの検査を紹介します。
 乳腺については、乳腺専門病院へお問合せ下さい。

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 ohara womens clinic小原ウイメンズクリニック

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